地域貢献は学習塾の使命 「学習の3段階理論」で主体的に学ぶ力を育む

栃木県足利市に本社を置く学習塾「開倫塾」では、先生が「自分なりの教え方日本一」に向けた研鑽を積み、「学習の3段階理論」に基づき、塾生の学力を育む。また、現在では塾だけでなく日本語学校も運営し、日本語教師の養成にも力を入れ、地域社会への貢献を目指している。

学習効果を最大限に高める
「学習の3段階理論」

林 明夫

林 明夫

株式会社開倫塾 代表取締役
1950年生まれ。1972年慶應義塾大学法学部法律学科を卒業。1979年開倫塾を創業し、塾長に就任。1984年株式会社開倫塾を設立し、代表取締役社長に就任。1998年世界銀行研究所、1999年ハーバード大学行政大学院で、民営化短期集中コース修了。公益社団法人経済同友会幹事、栃木県生産性本部理事、宇都宮大学客員教授、マニー株式会社 社外取締役など、様々な役職を歴任。

栃木県足利市に本社を置く開倫塾は、1979年に足利で小さな個人塾として始まり、創業45年を迎えた現在では、栃木や茨城、群馬、東京に約60教室を展開する学習塾となっている。2002年には栃木県経営品質賞知事賞、2009年にはサービス産業生産性協議会「ハイ・サービス日本300選」を受賞した。

創業者で代表取締役を務める林明夫氏は、開倫塾が発展してきた要因について「地域社会をはじめとした様々な『顧客』を大切にしてきたこと」と語る。

「私たちが『顧客』として定義しているのは、塾生や保護者だけでなく、地域社会や学校、教材会社、印刷会社、金融機関、社員や講師、事務スタッフ、さらにはご指導いただいている同業他社の先生方、異業種の皆様などを含めて、…

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