「現代版旦那衆」を育成 起業を支援し、地域に挑戦を広げる

栃木県鹿沼市において、空き家を改装したカフェを開業した風間教司氏は、起業希望者と空き物件をつなぎ、地域のキーマンを紹介するなど、新たな事業を始める人を支援。また、市内の承継者や創業者らと共に「DANNAVISION(ダンナビジョン)」を結成し、まちづくりを牽引している。

自らの経験を活かして
新しい事業を始める人を支援

風間 教司

風間 教司

風間総合サービス 代表取締役
株式会社DANNAVISION 代表取締役
1975年生まれ。東京の大学へ進学後、留年をきっかけに故郷である栃木県鹿沼市に帰る。印刷・広告営業職を経験した後、バーテンダーを経て、1999年に自宅を改装しカフェ「饗茶庵」をオープン。その後、「日光珈琲 玉藻小路」「日光珈琲 御用邸通」など複数店舗を経営し、地域での起業支援等も行う。2020年、株式会社DANNAVISIONを設立。

栃木県鹿沼市や日光市でカフェを運営する風間総合サービスの代表・風間教司氏は、地域で新しいことにチャレンジしたい若者をサポートし、起業支援やまちづくりに関わる様々な活動を展開している。

風間氏は東京の大学を卒業後、1999年に鹿沼市の「根古屋(ねこや)路地」にある実家隣の空き家を自らリノベーション。24歳の時に10席のカフェ「饗茶庵(きょうちゃあん)」をオープンした。

当初は「こんなお店をやりたい」と気軽な思いで始めたカフェだったが、地域の人々に支えられ、事業は拡大していった。現在では鹿沼市や日光市で7店舗のカフェを運営し…

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