挑戦する若者と地域をつなぎ、社会課題を解決する

若者に伴走し、アイデアを形にするのを支援するプログラム「iDEA→NEXT」などを提供するNPO法人とちぎユースサポーターズネットワーク。代表の岩井俊宗氏は「自分が信じられる言葉と出会い、自身の考えを整理できると、人は迷いなく前に進み出すことができる」と語る。

若者に伴走し、
アイデアを形にするのを支援

岩井 俊宗

岩井 俊宗

特定非営利活動法人とちぎユースサポーターズネットワーク 代表理事
宇都宮市出身。2005年に宇都宮大学国際学部を卒業し、ボランティアコーディネーターとして市民活動支援機関に入職。NPO・ボランティア支援、個別SOSに従事。若者の成長機会創出と社会課題の解決に向けて持続的に取り組む人材を輩出し、若者による社会づくりの加速を目的に、2008年に「とちぎユースサポーターズネットワーク」を設立し、2010年にNPO法人化。代表理事を務める。

とちぎユースサポーターズネットワーク(とちぎYSN)は、「若者の力を活かして、地域の課題解決/活性化を加速させる」ことを目指して、2008年に発足した。共同創立者で代表理事を務める岩井俊宗氏は、高校時代に赤十字のボランティア活動に従事し、宇都宮大学では国際学部で発展途上国の開発について学んだ。

「市民が協力して社会課題を解決するNGO・NPOのアプローチに可能性を感じました。ただ、NGO・NPOの中には、持続的に活動するための収益基盤を築くのに苦労している団体も多くあります。金銭面も含めて、社会課題を解決するプロフェッショナルを職業として成立させられる活動ができないかと、…

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