日本に先行して海外で普及する、スキルの自動可視化テクノロジーとは

リスキリングのためには事前に、現時点でのそれと身に付けるべきそれ、2種類のスキルの可視化が不可欠だ。海外ではそのようなスキルの可視化をAIが自動で行うテクノロジーが普及している。

現時点でのスキルと身に付けるべき
スキル、それぞれの可視化の必要性

石川 ルチア

石川 ルチア

リクルートワークス研究所 アソシエイト
デンバー大学修士課程(国際異文化コミュニケーション)修了。2014年リクルートワークス研究所に入所、2018年より現職。研究分野は欧米の採用手法、および人事業務や職場におけるテクノロジー活用とその影響。発行物に、研究レポート「企業で働くミドルシニアのリスキリング──7つの目的と促進のカギ」「海外のスキルベース採用──潜在デジタル人材を発掘し、即戦力人材に」、論文「中高年の学習意欲と学習行動に影響を与える要因──職種ごとの違いに注目して」など。

企業が従業員のリスキリングに取り組む際、欠かすことができないのがスキルの可視化である。リクルートワークス研究所ではリスキリングを4つのステップに分け、スキルの可視化を最初のステップに位置づけている1

(※全文:2365文字 画像:あり)

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