自らのWILL(意志)を起点にしたリスキリングが求められる

「自分のやりたいことやありたい姿」を言語化するための方法論を解説した書籍『WILL 「キャリアの羅針盤」の見つけ方』を上梓したローンディールの大川陽介氏に、ビジネスパーソンが学び直しに取り組むうえで「キャリアの羅針盤」を見出すことの重要性について、話を聞いた。

ただ漫然と学ぶのではなく、
自分なりの「羅針盤」が重要に

大川 陽介

大川 陽介

株式会社ローンディール
WILL-ACTIOIN Lab.所長
早稲田大学大学院にて機械工学を学んだ後、富士ゼロックス株式会社にSEとして新卒入社。SOL営業、新規事業開発、人材開発など企業内での越境を経験。社外では、約50社の大企業若手有志1000名を巻き込んだ任意団体「ONE JAPAN」の共同発起人/副代表として、挑戦する個人の覚醒、組織風土変革、価値共創に挑む。それらを通じて人の「WILL」の重要性に気づき、「越境」の可能性に共鳴したことから、株式会社ローンディールに参画。

── ビジネスパーソンがリスキリングや学び直しに取り組むうえで、「キャリアの羅針盤」を見出すことの重要性をどのように考えていますか。

正解のない時代、先の見えない人生を自分らしく歩むためには、キャリアの羅針盤となる「WILL(意志)」が不可欠です。しかし、CAN(できること)やMUST(やるべきこと)に比べて、WILLは後回しにされがちでした。

(※全文:2095文字 画像:あり)

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