広尾学園と社会福祉法人が連携協定 キャリア教育等を推進

広尾学園中学校高等学校とどろんこ会グループ(社会福祉法人どろんこ会、株式会社ゴーエスト、株式会社日本福祉総合研究所、株式会社南魚沼生産組合)は、教育と保育の質の向上に関する連携協定書を締結した。

今回の連携協定は、「体験」からの学びを大事にする広尾学園中学校高等学校と、乳幼児期から「本物の体験」を通して、自ら選び、思考し、行動する子どもたちを育む子育てに取り組むどろんこ会グループが相互に連携しながら、教育、保育の質の向上を目指すことを目的としている。具体的には、どろんこ会グループでのインターンシップを希望する生徒へのキャリア教育の機会提供、また、双方の教職員と保育者の交流や勉強会実施、教育と保育の質の向上に関する協同研究も視野に入れた連携内容となっている。

学校法人順心広尾学園・理事長の池田富一氏は、「本提携は、保育・幼児教育の分野に興味を持つ生徒が、インターンシップでの実体験を通して保育を学ぶ機会となり、その体験は、大学での専攻や将来の職業を考える際の選択肢を広げるものになります。また、生徒がインターンシップにおいて、枠にとらわれない考え方を提供することで、どろんこ会グループの保育者の皆さまにとっては新たな気づきを得る機会になるなど、双方にとっての学びの場になると考えています」としている。

21.2.19news1

学校法人順心広尾学園、どろんこ会グループが連携協定書を締結