末松文科相、中学少人数学級へ意欲 30人学級も視野

末松信介文部科学相は10月22日、報道各社のインタビューに応じ、中学校での35人学級や、将来的な30人学級実現など、少人数学級の推進に意欲を示した。 

「一人ひとりに応じたきめ細かな指導は、小学校のみならず、中学校でも必要だ」とした上で、「学力の育成やその他の教育活動に与える影響について、実証的な研究を行った上で、その結果も踏まえて、中学校で35人学級や、またさらなる少人数学級を含めて、学校の望ましい指導体制の在り方を考えていきたい」と説明した。さらに、「いつの時代かは、30人を目指すべきである」とし、将来的に30人学級の実現を目指す考えを表明した。 

小学校では2021年度からの5年間で段階的に、全学年での35人学級導入を進めている。

21.10.25news1

写真:ロイター/アフロ