大田区立中学校に「DNP学びのプラットフォーム リアテンダント」導入

大日本印刷株式会社(DNP)は2月24日、「DNP学びのプラットフォーム リアテンダント®」(以下:リアテンダント)の東京都大田区立中学校28校への導入が決まったことを発表した。 

「リアテンダント」は紙のテストの採点・集計業務をデジタル化し、児童・生徒一人ひとりの課題を抽出して、個別最適化した学習の推進や教員の働き方改革などを支援するもの。大田区教育委員会では、生徒の学力向上や学校における働き方改革推進の一環として、採点支援システムの検証を行ってきた中で、大田区内のモデル校において、学習履歴(スタディ・ログ)データの活用実績もある「リアテンダント」の実証を行っていた。今回の本格的な導入は、その結果、従来の採点業務に比べて作業時間を削減できたことに加え、スタディ・ログを指導に活用できる点についても教員から高い評価を得たことが背景にあるとしている。

また、同社は、大田区で導入済のエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社が運営する学習eポータル「まなびポケット」と「リアテンダント」は、1回の認証(シングルサインオン)で連携して利用できるため、さらなる利便性の向上につながる、としている。

22.2.25news3

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