学習者の集中力を絶やさない、オンライン授業 実践のポイント

集中力を絶やさないオンライン授業は、どのような手法で実現できるのか。東進ハイスクール講師として数多くの人気オンライン授業を生み出してきた安河内哲也氏が、授業実践における「5つのポイント」を整理する。

安河内 哲也

安河内 哲也

東進ハイスクール講師、
一般財団法人実用英語推進機構代表理事
1967年福岡県生まれ。上智大学外国語学部英語学科卒。東進ハイスクール・東進ビジネススクールのネットワーク、各種教育関連機関での講演活動を通じて実用英語教育の普及活動をしている。言語活動型英語授業を促進するために、各所へのスピーキングテスト、4技能試験の導入にむけて活動中。話せる英語、使える英語を教えることを重視している。子供から大人まで、誰にでもわかるよう難しい用語を使わずに、英語を楽しく教えることで定評がある。予備校や中学・高校での講演の他、大学での特別講義や、大手メーカーや金融機関でのグローバル化研修、教育委員会主催の教員研修事業の講師も務めている。

最大の課題は、モチベーション維持

──東進ハイスクールや企業研修などで、数多くのオンライン授業のご経験をお持ちですが、オンライン授業ならではのメリットや難しさについて、どのようにお考えですか。

今でこそオンライン授業は珍しくありませんが、東進ハイスクールはその先駆け的存在です。東進のオンライン授業の歴史を辿っていくと…

(※全文:4085文字 画像:あり)

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