「面白い!」「楽しい!」が原動力、人の意欲を加速させる環境デザイン

ものづくりのまち・燕三条において、2011年に設立されたソーシャルデザイン企業・MGNET。同社は地域での教育事業にも力を注ぎ、「学ぶ姿勢をデザインする」をコンセプトに大学との共同研究も進めている。代表の武田修美氏は「ワクワク感がすべての原動力になる」と語る。

まちの未来のために
教育に関係ない人はいない

武田 修美

武田 修美

株式会社MGNET 代表取締役
2000年、地元・新潟の会計専門学校を卒業。大手自動車メーカーの営業マンを経て、家業である武田金型製作所に入社。独学でWEBサイトの構築とマーケティングを学び、インターネットでの販売を開始。新規事業部及び自社ブランドを展開し、売上拡大を受け、2011年に武田金型製作所の子会社としてMGNETを設立。

MGNET(マグネット)は、社名の語源になっている「Make Good Networks(より良い環境をつくる)」を使命に掲げ、ものづくり、ことづくり、まちづくりに取り組む。まちづくりの一環として近年、力を入れているのが教育事業だ。

MGNETの代表、武田修美氏は小中高大の各校で講演を行うほか、新潟市の開志専門職大学と横浜商科大学で非常勤講師を務める。直近では、新潟県と新潟ベンチャーキャピタルと連携し、小学生が社長業を体験する親子型体験型ワークショップ「社長ゼミ」を開催。また、MGNETは新潟県の「スタートアップ拠点」に認定されており、学生を含めた起業志望者に様々な支援を行っている。

教育事業に力を入れる理由について、武田氏は「このまちが、これからも魅力的なまちであり続けるためには、…

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