「学び直しの用語に関する知名度調査」結果を公表 スキルアップ研究所

株式会社 学研ホールディングスのグループ会社、株式会社ベンドは、運営するスキルアップ研究所にて、「学び直しに係る用語に関する知名度調査」を実施し、結果を公表した。

「『リスキリング』と『リカレント』の違いを知っていますか?」という質問に対し、12.5%が「知っている」と回答。一方で、詳しくは知らない、全く知らないと回答した人は87.5%となった。実に9割近くの人がこれらの教育形態の違いを正確に理解していないことが明らかになった。

「『リスキリング』と『スキルアップ』の違いを知っていますか?」という質問に対しては、35.0%が「知っている」と回答。一方で、詳しくは知らない、全く知らないと回答した人は計65.0%にのぼった。リスキリングとスキルアップの違いを理解している人は3人に1人と、比較的認知率が高い結果となった。スキルアップ研究所では、既に個人が保有しているスキルの強化を図るスキルアップは、概念としてわかりやすいことが認知度の高さに関連していると見ている。

さらに、「『リスキリング』と『アンラーニング』の違いを知っていますか?」という質問に対し、9.8%が「知っている」と回答。一方で、詳しくは知らない、全く知らないと回答した人は90%以上にのぼった。両者の違いを正確に理解している人は10%以下と非常に認知率が低いことが明らかになった。「リカレント」と比較しても、アンラーニング自体は社会的に広がりきった概念ではなく、今後どう知名度を獲得していくかは一つの課題になっている。

 

 出典:「スキルアップ研究所調べ」(https://reskill.gakken.jp/3018,  https://reskill.gakken.jp/3171,  https://reskill.gakken.jp/3219