食べることは生きること――食を通じて伝える健康な人生の作り方

「心と頭と経済の健康と豊かさ」を実現すべく、料理教室から食を切り口にしたキャリア教育まで、八戸市を拠点に全国各地で多彩な活動を展開するなぎさなおこ氏。料理は食材、調理法から食事の環境まで、選択の連続。それゆえ料理は、自分の頭で考え選択できる人間を育てるという。

健康な人生を送るために
欠かせない「食」

なぎさ なおこ

なぎさ なおこ

食育料理家、株式会社フードコミュニケーション 代表取締役
2007年青森県八戸市で飲食店を起業。食を通じて人と地域を結びつけるプロフェッショナルとして、料理教室や、飲食店・ホテルのメニュー監修、観光コンテンツの制作や特産品の開発を手がける。道の駅や公共施設の立ち上げにも関わり、食と人材を活かしたスタートアップやディレクションにも精通する。教育機関や企業、自治体での食育講座やキャリアデザインの講師を務め、これまでに4万人以上の受講者に指導。「心と頭と経済の健康と豊かさ」をコンセプトに掲げ、さまざまな角度から「人生のレシピ作り」を伝えている。

── ご活動について教えてください。

八戸市を拠点に、食を通じた健康な人生の作り方を、大人から子どもまであらゆる層に伝えています。

料理教室は2歳の子どもから90代の方まで、3万人以上に提供してきました。教育機関に招かれて食育講座を提供することもよくあります。食を切り口にした人材育成にも取り組んでおり、高校生・大学生向けのキャリア教育や、教育者向けの研修も行っています。食のある環境づくりも手掛けており、飲食店やイベントのプロデュースも行っています。

(※全文:3545文字 画像:あり)

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