近畿大学 2026年度一般入試志願者数が過去最多17.4万人を突破

学校法人近畿大学は2026年3月23日、令和8年度(2026年度)入試における一般入試志願者数(延べ)が174,436人に達したと発表した。前年比111.0%となる17,217人の増加を記録し、2年連続で過去最多を更新するとともに初めて17万人を超えた。推薦入試などを含む総志願者数(延べ)についても234,245人を数え、前年比108.7%の伸びで2年連続の過去最多更新となった。総志願者数が20万人を超えるのは5年連続であり、23万人超えは今回が初となる。

近畿大学の公式ホームページより

株式会社大学通信 取締役の井沢秀氏は、志願者増加の背景として大学入学共通テストの平均点下降を指摘している。文系および理系ともに平均点が下がったことで、不安を感じた国公立大学志願者が私立大学の併願数を増やした。共通テスト利用方式のみならず、大学個別の一般方式への出願も全日程で増加する傾向が顕著となった。また、一般入試の女子志願者数は延べ57,065人で過去最多を記録し、女子比率は3年連続で30%を上回っている。

学部別の動向を確認すると、国際学部を除くすべての学部で志願者が前年より増加した。文系学部は前年比109.9%、理系学部は前年比112.2%の推移を見せている。地域別ではすべての地域で志願者が増加しており、特に北陸、東海、中国地方の伸びが著しい。令和7年(2025年)に創立100周年を迎えた同大学が展開する実学教育や、新キャンパス「おおさかメディカルキャンパス」において医学部に加え16番目の学部として看護学部が新設されたことが、受験生や保護者からの支持を集める要因となった。