親に聞いた「休校処置中の学習に関する調査アンケート」結果を発表

イー・ラーニング研究所は5月25日、子どもたちの休校処置中の学習の実態を調査するため、子どもを持つ親を対象に「休校処置中の学習に関する調査アンケート」を実施したと発表した。これにより、休校処置中の学習に何を求めているのか等の実態が見える結果となった。

調査によると、「休校における学習の不安はありますか」という質問では、「はい」が77%、「いいえ」が23%となり、約8割の親が休校における学習に対して不安を抱いていることがわかった。また、「休校中に学校以外の学びの対策を行っていますか」という質問では、「はい」が55%、「いいえ」が45%だった。「どのような学びの対策を行っていますか」という質問では、「オンライン学習」が群を抜いて多い結果となった。

また、「オンライン学習においては、有料コンテンツと無料コンテンツのどちらを利用したいですか」という質問では、4人中3人が「無料コンテンツ」を利用したいと考えていることが明らかになった。「なぜ無料コンテンツを利用したいと思っていますか」と質問したところ、「家計への負担が少ないから」が最も多かった。

この他、学ばせたいと思うオンライン学習コンテンツは「面白く学べる」「苦手克服ができる」もので、オンライン学習に求める機能は「動画で学習できる」が最も多い結果になった。

2020.4.26(3)-1

2020.4.26(3)-2