グローバル人材の約60%が会社選びにSDGsの取り組みを考慮

バイリンガルのための転職・求人情報サイト「Daijob.com」を展開するヒューマングローバルタレント株式会社(東京都新宿区)は、同サイトの登録者385人(日本国籍200人 外国籍185人)に「SDGsの(Sustainable Development Goals)」(持続可能な開発目標)に関する独自調査を行った。

SDGsについて、回答したグローバル人材の74%が「知っている」と回答。インターネットリサーチ会社「楽天インサイト」によるSDGs認知度調査では、「よく知っている」と「聞いたことがある」を合計して、50%となっており、一般的な認知度と比べて約1.5倍になっている。

また、転職先の検討項目として、59%がSDGsの取り組みを「考慮にいれる」と回答した。さらに、外資系38%を含むグローバル人材が勤務している会社(または直近まで就業していた会社)を対象に、17個あるSDGsの目標のうち、最も取り組まれていた目標について聞いたところ、「5.ジェンダー平等を実現しよう」が、最も多く取り組まれていた。

日本はジェンダーギャップ指数が世界で120位になっており、主要7カ国(G7)の中では最下位になっている。アンケート回答者は日本在住・日系グローバル企業勤務の人材が半数以上だったため、日本で暮らす上で特に取り組むべき目標だと認識されていることがわかった。

21.4.30news2

ヒューマングローバルタレント株式会社・プレスリリースより