セブン銀行 挑戦とイノベーションを起こす 個人も会社も成長する組織づくり

セブン銀行は2021年に新たなパーパスを策定し、顧客の期待を超える、新たな未来の創出を目指している。今年10月に開催された「事業構想トップセミナー」に登壇した同社の松橋正明社長は、自律型人材の育成と、新規事業を生み出すイノベーションカルチャーの醸成について語った。

顧客の期待を超えて、
新しいサービスを創出へ

松橋 正明

松橋 正明

株式会社セブン銀行 代表取締役社長
1962年北海道釧路市出身。1983年釧路工業高等専門学校(機械工学科)卒業後、日本電気エンジニアリング(現NECプラットフォームズ)入社。図書館の蔵書検索システムの開発等に取り組む。1998年よりアイワイバンク銀行(現セブン銀行)のATM開発に参画。2002年日本電気入社。2003年アイワイバンク銀行(現セブン銀行)入社(転籍)。2011年執行役員、2015年常務執行役員、2018年専務執行役員を経て、2022年6月より代表取締役社長を務める。

セブン銀行は2001年4月、「セブン‐イレブンにATMがあったら便利なのに」という顧客の声に応えて創業した。以来、様々な新事業や新サービスを展開し、現在、全国で約2万7000台のATMを展開するなど事業を拡大している。セブン銀行の社長、松橋正明氏は次のように語る。

(※全文:2154文字 画像:あり)

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