本田圭佑氏が代表を務める会社と帝京大学が連携、授業を開講

本田圭佑氏が代表を務める Now Do株式会社と学校法人 帝京大学はスポーツ実学を通したダイバーシティ教育の場を提供し、日本のスポーツ界や教育界の諸問題について専門的知識を深め、研究することを目的とした「人間学基礎セミナー」を2022年度より帝京大学八王子キャンパスの正規授業として開講する。

2018年10月から帝京大学スポーツ医科学センターは、本田圭佑氏のトレーニング・コンディショニングのサポートを実施するにあたり本田氏と業務提携を結んでいる。この度、プロサッカー選手という肩書きだけではなく、企業経営者、スポーツ教育・指導者等の幅広い分野で活躍しているCEO本田圭佑氏の「人間学」を、帝京大学とNowDoの協働で新設することになった。

授業では、日本と海外(オランダ、ロシア、イタリア、メキシコ、オーストラリア、ブラジル、アゼルバイジャン、リトアニアでプレー。カンボジア代表GMも務める)でプロサッカー選手としてのキャリアを培ったCEO本田圭佑氏と共に教育事業のITベンチャー企業「NowDo」を創業させた取締役副社長の鈴木良介氏が、諸外国の社会事情、貧困問題、日本における教育格差問題や部活動改革を、CEO本田圭佑氏と推進させるケーススタディと実践を交えて、教育事業の実学を帝京大学の学生に享受することを目的にしている。経営学的、哲学的、教育学的な思考となる「スポーツ実学を通した人間学基礎」を修学してもらうことが講義の狙いだ。

授業の到達目標として、「スポーツ格差を無くすために実際に行動を起こせる力を習得すること」「CEO本田圭佑氏の実学を通して『真の多様性/ダイバーシティ』を獲得すること」「日本のスポーツ界、教育界の諸問題について専門的知識を深め、研究すること」「社会貢献活動、SDGsに興味関心をもつこと」が掲げられている。

22.2.22news2