出戻り社員への印象、「歓迎している」が半数以上
一般社団法人日本クラウド産業協会(ASPIC)は1月16日、アルムナイ採用および出戻り社員に関する調査の結果を発表した。
本来「卒業生」、「同窓生」を意味するが、近年は企業の元社員を指して用いられることのある「アルムナイ」。そのアルムナイの採用は、ミスマッチが起こりにくい、即戦力としての活躍が見込めるとして、人手不足の中注目されている。
そのアルムナイ採用による「出戻り社員」について、身近にいるか、どのような印象があるか調べた。調査は昨年7月、全国の20~54歳の男女を対象に実施。252名から回答を得た。
勤務先に出戻り社員はいるか尋ねたところ、「はい」は33.7%。「いいえ」(43.7%)こそ下回ったが、それでも3社に1社はいることが判明した。
「出戻り社員」への印象について尋ねたところ、「歓迎している」が51.6%で最多。「大歓迎」も10.7%見られた。
一方、「歓迎していない」が23.0%、「全く歓迎していない」が14.7%。ネガティブな印象を持つ人も4割近くいることが判明した。
クロス集計したところ、「大歓迎」と「歓迎している」の合計は、自社に出戻り社員がいると回答した人では8割に上る一方、「いない」と回答した人では5割を下回った。
出戻り社員への印象は、実際に身近にいる人ほどポジティブで、いない人ほどネガティブな傾向にあることが判明した。
調査結果の詳細は以下から見ることができる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000030502.html
ASPICプレスリリースより