退職経験者の約2割が出戻りを検討、そのうち約3割が実際に再入社
インターネットリサーチを手掛ける株式会社NEXERは1月10日、一度辞めた会社に入り直す「出戻り」に関する調査の結果を発表した。
調査は12月、人材紹介を手掛ける株式会社RSGと共同で、退職経験のある全国の男女を対象に実施。719名から回答を得た。
辞めた会社に戻りたいと思ったことはあるか尋ねたところ、「ある」は18.2%。退職経験者の2割近くに上った(画像参照)。
「ある」と回答した人に、その理由を尋ねたところ(自由回答)、「以前の職場が恵まれていることに気づいた」(40代男性)、「職場の人間関係がマシだった」(30代女性)といった回答が見られた。
「ある」と回答した人に、実際に再入社したことはあるか尋ねたところ、「ある」は27.5%。出戻りを検討したことがある人の3割近くに上った。
再入社したことがあると回答した人に、して良かったと思うか尋ねたところ、「とても思う」が41.7%、「やや思う」が30.6%。「あまり思わない」(19.4%)、「まったく思わない」(8.3%)を大きく上回った。
そのように思う理由を尋ねたところ(自由回答)、「とても思う」、「やや思う」については「新たに覚えることが少なくて済んだ」(40代女性)、「環境が変わっておらずすぐに馴染めた」(50代女性)、「やり残したことができた」(50代女性)といった回答が見られた。
一方、「あまり思わない」については、「やはり自分には向いていなかった」(60代女性)、「出戻りと言われる」(40代女性)といった回答が見られた。
調査結果の詳細は以下から見ることができる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001472.000044800.html
NEXERプレスリリースより