大企業の「フリーランス・プロ人材活用実態」を発表 民間調査

株式会社みらいワークス(本社:東京都港区)は、従業員規模1,000名以上(製造業)、500名以上(その他・サービス業)の会社経営者、正社員・管理職(課長職以上)1,000名を対象に、フリーランス・プロ人材活用実態調査を実施した。

調査の結果、約2割の経営者や管理職が、「社内に該当スキルや知見を持った人材が不足」「社員教育のため(外部人材より専門知識を学ぶため)」などの理由から、フリーランスのプロ人材を活用したことがあることがわかった。

対して、フリーランスのプロ人材を活用したことがない企業のうち、フリーランスのプロ人材を活用しない理由としては、「正社員採用を推奨している」や「個人などと直接契約ができない」などがあり、それらの障壁がなければ、フリーランスのプロ人材を活用したいと思っている経営者や管理職は約5割にのぼった。

また、活用しない理由の「その他」のコメントで「人事権がない」といった回答があった。フリーランスのプロ人材は人事部が採用するのではなく、事業部の予算として活用する企業がほとんどのため、みらいワークスでは、フリーランスのプロ人材の活用方法について詳しく知ってもらうことで、企業の人材不足といった課題解決に繋がるのではないかと推測している。

フリーランスのプロ人材を活用したことがある経営者のうち、8割以上が「他の企業や同僚にお薦めしたい」と回答した一方で、「業務範囲の整理」などの難しさからお薦めできないといった声も一部あがった。

昨今、スキルや知見をもった人材が不足している「DX推進」といった部分においてフリーランスのプロ人材を活用している企業は増えているが、まだまだ課題も多くあることが判明した。これから労働人口は益々減少し、正社員採用が更に難しくなる中、みらいワークスでは、企業がフリーランスのプロ人材の上手な活用の仕方を知ることで、企業の人材不足の解消や事業推進の加速に繋がるのではないかとしている。

 

 株式会社みらいワークス・プレスリリースより