コロナ禍の新入社員研修を3年前と比較調査　デジタル・ナレッジ調べ　

株式会社デジタル・ナレッジが運営するeラーニング戦略研究所は、企業の人事・研修担当者を対象に2021年度の新入社員研修に関するアンケート調査を実施し、2018年に実施した同調査結果と比較した内容をまとめた報告書を8月19日に公開した。 

調査結果によると、新入社員研修に求められる教育内容が拡大していることが明らかとなったという。例えば、今年の新入社員研修で「仕事の進め方」を取り扱った企業は75.8％で、3年前調査より25.8ポイント増加している。そのほか「コンプライアンス」「企業理念・事業概要」「サービス・商品・業界の基礎知識」「ビジネスマナー」「情報セキュリティ」など、ほとんどの内容で実施率が大きく増加した。

アンケートでは、集合研修の中止やグループワークの機会減少により「実践的な研修ができない」「コミュニケーション不足」「新入社員のモチベーションが上がらない」といった課題や、2021年の新入社員研修の詳しい実施状況、近年の新入社員研修にみられる変化、今年の新入社員の採用数と会社が求める人材像なども明らかとなっている、としている。詳細は、下記報告書を参照。

https://www.digital-knowledge.co.jp/archives/category/report/

画像はプレスリリース資料から。