ランサーズ、ベネッセ・日本HPらと新しい働き方の実証実験開始

ランサーズ株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長 CEO:秋好 陽介)の運営するフリーランスコミュニティ「新しい働き方LAB」は、個人が企業と新しい働き方を実証実験する『研究員制度2期生』の募集を開始すると発表した。

研究員は働き方に関する研究テーマに即して、数カ月間実践・研究し、報告書にて成果を発表する。

ランサーズによる「研究員制度」は、『実験』をコンセプトに、個人やチーム単位で新しい働き方を研究・発信する制度。

研究員は、働き方に関する研究テーマに即して一定期間実践を行い、成果をまとめた研究報告書を作成する。それまで挑戦できていなかったことをコミュニティメンバーとともに乗り越えるだけでなく、企業指定のテーマに参画した研究員は、パソコンの貸与や教育機会の無料提供といった支援を受けられる。

第1期は、公務員が自らのアパレルブランドを立ち上げた事例、元会社員がフリーランスとしてゼロから稼げるようになった事例などが出た。

今回は、福岡市、株式会社ベネッセコーポレーション(サービス名:Udemy)、株式会社日本HP、株式会社LIFULL(サービス名:LivingAnywhere Commons)、九州エリアの国立大学(大学名は近日公開)が研究テーマを提供するとともに、幸福学の第一人者である前野氏(慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授 兼 慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長)と連携して、研究前後での幸福度変化の測定を実施し、多様な働き方・生き方についても考察する。

参加資格は、雇用形態・年齢・性別・職種等は問わず、新しい働き方に挑戦してみたい方。募集期間は2022年5月22日(日)まで。

同社ではこの取り組みを通じて、企業・行政・学校と個人が連携して新しい働き方を研究し、広く発信することで、自分らしく働ける社会の実現を目指していくとしている。

22.5.2news1

1期生の参加者を対象にしたアンケートでは、80.6%が研究員制度を通して自身が変化したと回答。その中でも行動意欲や学習意欲が変わったとする回答が80%近くあった(ランサーズのプレスリリースより)