武蔵野美術大学が新たな時代の人材育成の研究等目的に「教育共創ラボ」設置

武蔵野美術大学は5月19日、ソーシャルクリエイティブ研究所に、「政策デザインラボ」「地域価値デザインラボ」に続く、 3つめのラボとして、「教育共創ラボ」を設置することを発表した。

教育共創ラボは、高等学校における「探究」や、初等・中等教育期間におけるSTEAM教育との連携を推進するとともに、美術大学における学びを正しく伝え、これからの時代の「学び」を問うこと、新たな時代の人材育成について研究、調査、実証実験を行うことを目的とする。また、研究所客員研究員に高等学校教育での改革やサイエンス教育、テクノロジー教育、イノベーション教育、探究教育等に取り組む人材が着任し、新しい教育のあり方を多視点で議論・検討できる活動を目指す、としている。 

同研究所は、探究をテーマとした高校教員向けのシンポジウムやワークショップの実施や初等・中等教育機関とサイエンス教育、テクノロジー教育やイノベーション教育を専門とする企業等とのワークショップ等の実施などの取組を進めながら、研究所のビジョンである「日本をデザインする」、「これからのデザイン教育」について研究を進めていく、としている。

画像はプレスリリースから。