京都工芸繊維大学とマクセル、包括技術交流に関する協定を締結

国立大学法人京都工芸繊維大学（京都市左京区、学長：森迫 清貴）とマクセル株式会社（京都府乙訓郡、取締役社長：中村 啓次）は1月31日に包括技術交流に関する協定を締結した。

本協定は、京都工芸繊維大学の教員とマクセルの従業員が、積極かつ有効的な技術の包括交流の促進により、双方の研究・技術発展を図ることを目的に、以下の「技術交流事項」について定めたもの。技術相談、技術調査および技術利用の実施や、技術情報および研究情報の提供、人材の育成・交流の推進、新事業、新製品の開発のための研究連携を進めることで、人材育成、研究・技術の向上・発展を図り、社会課題の解決を目指すとしている。

協定締結にあたり、京都工芸繊維大学 学長の森迫清貴氏は「本協定により、本学教員とマクセル社員が連携を深め、さまざまな社会課題に向き合うことで、より一層大きな社会貢献を果たしていくことをめざします」とコメント。

マクセル株式会社 取締役社長の中村啓次氏も「本協定では、大学における先端的技術との掛け合わせにより、新たな事業への挑戦をめざします。人材の幅広い交流を通じて、京都工芸繊維大学の歴史や伝統文化の中から生み出される斬新なアイデアを取り入れることで、時代の変化を先取りした製品やサービスを生み出し、より良い社会を創造することに貢献したいと考えます」とコメント。

ともに京都に位置し、「ものづくり」を共通の基盤としてもつ大学・企業の連携の今後に期待が高まる。

マクセル株式会社 取締役社長の中村啓次氏（左）と京都工芸繊維大学 学長の森迫清貴氏（右、マクセルプレスリリースより）