國學院大、宮城県大崎市と連携協定を締結 「観光まちづくり学部」の知見を活かし同市の発展を支援

國學院大學は5月30日、宮城県大崎市と連携協定を締結した。観光まちづくりの専門的な知見を活かし、同市の発展を支援する。

大崎市は宮城県の北西部、山形県との県境近くに位置する自治体で、名湯として知られる鳴子(なるこ、なるご)温泉がある。

一方、國學院大は2022年4月開設の「観光まちづくり学部」において、観光を通じた地域振興の専門人材の育成に取り組んでいる。その知識やノウハウを活かして、大崎市の活性化を支援する。

具体的には、鳴子温泉地域の観光まちづくりに、國學院大の教員らがアドバイザーとして参画・協力する。一方、大崎市は同大学の学生に学びのフィールドを提供するとともに、授業に職員を講師として派遣する。

地域の発展と人材育成を同時に推進したいとしている。

akiyoutei大崎市役所にて行われた締結式の様子。中央左が伊藤康志・大崎市長、右が針本正行・國學院大学長。大崎市プレスリリースより