子供の頃のキャリア教育と就職活動に関する調査結果発表 アイデム

総合人材情報サービス会社のアイデムは6月10日、「子供の頃のキャリア教育と就職活動に関する調査」の結果を発表した。それによると、家庭内でキャリア教育を受けると、より「今の仕事が充実している」と感じる傾向にあり、大人の働いている姿を見る機会があった子供は早期に志望業界を意識することがわかった。

同調査の対象は、社会人2~4年目の男女938名。子供の頃に受けたキャリア教育と就職活動当時の考えや行動を振り返ってもらい、キャリア教育が就職活動に与える影響を明らかにすることを目的に実施された。

調査結果では、小学校5~6年生当時「就きたい職業があった」のは51.7%、その内約2割は親の職業の影響を受けていると回答した。また、家庭でのキャリア教育は「将来の夢について考える機会」と回答したのは61%、「親から仕事の話を聞く機会」が49.1%だった。

現在の仕事が「充実している(どちらかと言えば含む)」と回答したのは67.7%で、家庭内でキャリア教育の機会があった方が「充実している」割合が高い傾向があった。また、子供の頃に大人の働いている姿を見る機会があった回答者は、早期に志望業界を意識し始める傾向があった。家庭内でキャリア教育の機会があった回答者は、機会がなかった回答者と比べキャリア教育が「活かされていた」と思う傾向にあった。

 

調査の詳細は以下のサイトを参照。

https://apj.aidem.co.jp/enquete/299/

2020.6.11(1)-1

2020.6.11(1)-2