慶應大、非営利組織に特化した経営者育成プログラムを来春より開講 9月に短縮版をプレ開講

慶應義塾大学は5月29日、非営利組織に特化した経営者育成プログラム「慶應ノンプロフィットリーダーズ・プログラム」を2026年4月より開講することを発表した。

NPOやNGOのマネジメント層を対象に、第一線で活躍する研究者と実務家による1年間の講義を通じ、リーダーシップ、人材管理、ソーシャルマーケティング、インパクト評価、政策提言といった、非営利組織の経営に求められる各種のスキルの向上を図る。

これにより、個々の組織の強化はもちろん、国内的にも国際的にも社会課題が山積する中、その解決に向けて重要性が一層高まりつつあるソーシャルセクタ―全体の活性化を目指す。

アメリカのNPOや教育機関と連携し、フィールドトリップも提供。米国人研究者による講義や、国内外のNPOとの相互交流も予定している。

さらに非営利組織の経営層やその候補者だけでなく、企業のCSR担当者、行政の協働担当者、中間支援組織の職員にも門戸を開くことで、セクターを超えた知見・人材・組織の交流を可能にする。修了者にはサーティフィケートが授与される。

正式開講に先立ち、9月から来年2月にかけて、1回2時間×全30回の「パイロットプログラム」の開講を予定しており、6月23日まで受講者を募集中。詳細は以下より。 
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/files/2025/5/29/250529-1-detail.pdf

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