東京都、育児休業の愛称募集を開始 マインドチェンジを促すアイデア募る

東京都は2022年4月28日(木)に都知事記者会見を実施し、小池百合子知事が子供との時間を大切にできる社会の実現につなげるための取り組みとして、育児休業の「愛称」を募集することを発表した。

東京都は今年4月に「子供政策連携室」を新設し、チルドレンファーストの社会の実現に向けた取組を進めている。

子供を産み育てやすい社会、子供の笑顔にあふれる社会を実現するためには、男女を問わず、望む人にとって、誰もが育休を取得しやすい社会の機運を醸成し、無理なく子育てと両立できる働き方を可能とすることが重要であり、そのためには、「育児休業」を「仕事を休む期間」と捉えるのではなく、「社会の宝である子供を育む期間」であり、「子が親とともに過ごす大切な期間」と考える社会のマインドチェンジが必要だという背景から、「育児休業」のイメージを一新する新たな「愛称」を募集することとなった。

募集期間は4月28日(木)~5月30日(月)の間で、専用の応募フォームから誰でも応募できる。

応募要項・応募フォームは下記の通り。

https://udkb.f.msgs.jp/webapp/form/24434_udkb_6/index.do

選考は、サイボウズ株式会社 代表取締役社長の青野慶久氏、株式会社ワーク・ライフバランス 代表取締役社長の小室淑恵氏、タレントの杉浦太陽氏など有識者・著名人からなる選考メンバーによって行われ、事業構想大学院大学の田中里沙学長もメンバーのひとりとなる。

22.5.2news3