企業が求める価値創造人材と日本の教育に関して提言 経済同友会

経済同友会 教育改革委員会は4月5日、提言「価値創造人材の育成に向けた教育トランスフォーメーション(EX)~個の主体性を尊重し多様性を育てる教育とそれを支える社会環境の整備~」を公開した。

同提言では、企業が求める価値創造人材を示した上で、このような人材を育成する観点から、直面する現状の課題を認識し、日本の教育のあり方全体を検討したもので、価値創造人材とは「人間や人間社会を深く理解し、その持続性に資する『価値』を産出し、社会へ貢献する人材である」としている。

こうした価値創造人材の創出に向けた人材育成のあり方として、(1)個の主体性を尊重し、多様性を「育てる教育」(コンピテンシー教育等)、(2)「育てる教育」を支える仕組み(教える「ティーチャー」から育てる「コーチ」へ等)、(3)「育てる教育」を評価する仕組み(企業採用のあり方の見直し等)を挙げている。提言の詳細は、URLから。

https://www.doyukai.or.jp/policyproposals/articles/2023/230405t.html

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画像は提言「価値創造人材の育成に向けた教育トランスフォーメーション(EX)」経済同友会の概要から抜粋。