第二新卒、6割超の企業が採用を「増やしたい」 エン・ジャパン調べ

エン・ジャパン株式会社は1月12日、企業を対象に行った、第二新卒の採用に関する調査の結果を発表した。

新卒で入った会社を数年で辞めた「第二新卒」。新卒と年齢的にほぼ変わらないのに社会人経験があるとして、需要が高まっている第二新卒について、企業は採用にどのような意向を持っているのか調べた。

調査は昨年6月から7月にかけて、同社が運営する採用支援サービス「engage」の利用企業を対象に実施。300社から回答を得た。

第二新卒の採用について、今後どうしたいか尋ねたところ、「増やしたい」が63%。「減らしたい」(2%)を大幅に上回った。「変わらない」は35%だった。

第二新卒の採用において前職の勤続期間を重視しているか尋ねたところ、「非常に重視している」が17%、「やや重視している」が47%。重視している企業が6割に上った。

勤続期間が何年未満だと採用を躊躇するか尋ねたところ、「1年未満」が63%、「2年未満」が10%、「3年未満」が9%。「勤続期間は懸念にならない」も17%に上り、1年以上勤務していれば8割の企業が採用をためらわないことが判明した。

勤続期間を重視していると回答した企業に、その理由を尋ねたところ(複数回答可)、「再離職のリスクが高いから」が83%でトップ。「コミュニケーション能力が不安」(42%)「人柄が不安」(40%)「スキル・能力が不安」(26%)と続いた。

調査結果の詳細は以下から見ることができる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000994.000000725.html

Image by mapo (Adobe Stock)