第4回「アトツギ甲子園」の受賞者を決定 経済産業省

経済産業省は3月8日、全国の中小企業の後継者・後継者候補(アトツギ)が既存の経営資源を活かした新規事業アイデアを競うピッチイベント「アトツギ甲子園」の第4回決勝大会を開催し、決勝大会に出場したファイナリスト15名に対する最終審査を経て、経済産業大臣賞、中小企業庁長官賞、優秀賞を決定した。

経済産業大臣賞は、「公共残土で 地域と食卓を豊かに」をテーマにした株式会社マルキ建設(京都府)の堀貴紀氏が受賞した。また、中小企業庁長官賞は、「廃棄物を活用した 環境配慮型社会の実現」をテーマにした甲子化学工業株式会社(大阪府)の南原徹也氏が受賞した。

また、優秀賞受賞者は以下のとおり(当日発表順)。

大阪府 株式会社MARBLANC 佐藤 辰哉

テーマ: 後世と世界に誇る 新たなお肉体験を提供する和牛D2C

山形県 株式会社半澤鶏卵 半澤 清哉

テーマ:農畜産業界に未来を! 世界へ羽ばたく日本一のブランド卵革命

香川県 有限会社森清掃社 山添 勢

テーマ:新開発センサーで守り抜く未来の水循環 日本の浄水技術を世界へ

「アトツギ甲子園」は、後継者が既存の経営資源を活かした新規事業アイデアを発表するピッチイベント。北海道・東北、関東・中部、近畿、中国・四国、九州・沖縄の5ブロックで地方予選大会を設け、勝ち抜いた後継者が集う決勝大会(ファイナル)を開催する。

決勝大会では、経済産業大臣賞、中小企業庁長官賞・優秀賞を決定し、地方予選大会に出場した者で決勝大会に進出できなかったものの、特に評価された者を、準ファイナリストとして選出している。受賞者等の詳細は、URLから。

https://www.meti.go.jp/press/2023/03/20240308007/20240308007.html?from=mj

 

画像は経済産業省のHPから。