中大、最新AI採点型オンライン英語スピーキングテストを一斉実施

中央大学は4月28日、レアジョブの事業子会社であるプロゴスと連携し、全学生を対象に、最新AI採点型オンライン英語スピーキングテスト「PROGOS」の受験機会を無償で提供することを発表した。学生のスピーキングレベルを可視化・把握し、今後のカリキュラム設計に役立てる狙い。 

同大学ではグローバル人材育成の一環で課外講座として外国語講座を運営している。今回、ビジネスシーンで重視される英会話力の向上を目的として、英語スピーキングテストを全学生に対して実施することになった。スピーキングテストは、これまでは受験費用が高額であることがボトルネックとなっていたが、プロゴス社と連携することで無償での受験機会提供が実現した。 

PROGOSテストでは、国際水準であるCEFRに準拠した能力判定が行われるだけでなく、6つの発話の質による評価項目毎のフィードバックが受けられるため、学生には自身のレベルを把握するだけでなく、学習アドバイスを存分に生かし、今後の学習計画に役立ててほしい、としている。

スピーキングテストの受験期間は4月21日から5月6日で、同大学の学部生と大学院生（専門職大学院生含む）約25,000名が対象となる。