第14回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞受賞者が決定

人を大切にする経営学会(会長・坂本光司元法政大学大学院教授)は3月6日、第14回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の受賞者を発表した。

内閣総理大臣賞は、海外の難民キャンプを訪問し、難民一人一人の視力を検出して、適切な眼鏡をその場で手渡すという難民の視力支援活動を行ってきた株式会社富士メガネ(北海道札幌市)が受賞した。

経済産業大臣賞は、2022年に「こどもたちの“夢中”を育み、えがおあふれる世界をつくる。」というパーパスを制定し、「たのしさ」「ふれあい」「ファンタジーピープルのハピネス」 「安全・安心」「おもてなし」の5つの創出価値を、世界中に提供し続けることを目指している株式会社イオンファンタジー(千葉県千葉市)が受賞した。

厚生労働大臣賞は、医療法人社団わく歯科医院(兵庫県丹波市)、地方創生大臣賞は、株式会社サラダコスモ(岐阜県中津川市)、中小企業庁長官賞は、株式会社トーケン(石川県金沢市)、中小企業基盤整備機構理事長賞は、松川電氣株式会社(静岡県浜松市)がそれぞれ受賞した。

「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞は、「人を幸せにする経営」に取り組む企業を表彰するもので、本賞における「人」とは、1従業員とその家族、2外注先・仕入先、3顧客、4地域社会、5株主の5者を指す。主催は、「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞実行委員会(実行委員長:清成忠男(元法政大学総長))・法政大学大学院中小企業研究所・人を大切にする経営学会®。この他の受賞企業の詳細はURLから確認できる。

https://www.htk-gakkai.org/a0013/MyHp/Pub/Free.aspx?CNo=35

画像はイメージ。Photo by Adobe Stock / naka