日本女子大 「脱教室・脱キャンパス型」国際関係分野の新学部を設置へ 

日本女子大学(東京都文京区)は、2023年4月に新たな学部「国際文化学部(仮称)」の開設を予定している。同大学初の国際関係分野の学部設置となる。

「国際文化学部」は一学部一学科で、「国際」「地域」「芸術」の3文化領域を領域を複合的に学ぶ新しい人文科学系の学部となる。「実践・体験・発信」をコンセプトにしたカリキュラムを特徴とし、“脱教室・脱キャンパス型”の学びを提供していく。教員の豊かな専門性と国内外各所とのネットワーク、海外9ヵ国15大学との交流協定などを活かし、実践的な学びと固有の体験、それらを通じた表現・発信スキルを修得するカリキュラムを提供する予定だ。

グローバル化や情報化が急速に進展し、異なる文化や地域の間で様々な課題が顕在化している社会において、創立120年を迎えた日本女子大学の歴史、教員群の多様な専門性などを背景に、国際的な視野をもち、新たな文化や社会の創造・構築に主体的に取り組める、多文化共生視点を持つ国際人材の育成を目指している。

21.5.21news2

国際文化学部の概要と学修領域のイメージ