女性の起業魂を支援 地域に眠るアントレプレナーシップを掘り起こす

暮らしに根ざしたアイデアで世の中の役に立ちたいという思いを、商品やサービスなどに変えて起業する女性を支援する、沖縄ガールズスクエア。相談者に寄り添うサポートを行っている代表の岩渕裕子氏に、8年間の歩みと今後の展望を聞いた。

ゼロから価値を生み出す喜びを、起業志望者と一緒に探す

岩渕 裕子

岩渕 裕子

沖縄ガールズスクエア 代表
1983年生まれ。沖縄県那覇市出身。自分らしく新しいことにチャレンジする女性が活躍できる場づくりと、その女性の皆さんを応援するために地域で活躍する「女性起業サポーター」の輪を広げることに全力で取り組む。クラウドファンディングキュレーターも務めている。

2012年から「何か新しいことを始めたい」「誰かの役に立つビジネスをやってみたい」という女性たちを対象に起業支援を行ってきた、沖縄ガールズスクエア。思いを実現するための起業実践(疑似体験)プログラム「輝き女性塾」の修了者は、8年間でおよそ100名にのぼる。なかには法人設立を伴う本格的な創業を果たす人材も出ており、月1回のペースで講座を開く、手作りアクセサリーを EC サイトで販売するといったプチ起業も含めると、約4割が等身大の「自分らしいビジネス」をスタートさせているという。

代表の岩渕裕子氏は、女性の起業についてこう語る…

(※全文:2477文字 画像:あり)

全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。