沖縄県初のIB(国際バカロレア)一貫校 世界基準の全人教育

保育幼稚部から高等部までの IB(国際バカロレア)一貫教育を展開している、オキナワインターナショナルスクール。英語と母国語を使いながら、科目や学年が相互に連携する横断的な教育を行う。IB 教育の成果や今後の展望について聞いた。

沖縄初 IB 一貫校が実践する、世界基準の全人教育

知念 正人

知念 正人

オキナワインターナショナルスクール 理事長・校長
1960年沖縄県那覇市生まれ。大学卒業後、幾つかの職を経て、国際交流事業を運営する会社へ就職し、ホームステイ・留学事業を手掛ける。1995年東京で起業。911同時テロ後、拠点を那覇市へ移し、オキナワインターナショナルスクールを設立、現在に至る。

沖縄県で保育幼稚部から高等部までの一貫教育を展開しているオキナワインターナショナルスクール(以下、OIS)は、2003年に那覇市で初めて、英語環境での幼児保育を目的としたプレスクール(保育部)を開校したことに始まる。これを皮切りに2006年に小学部を、2012年に中学部を、さらに2020年は高等部を新設した。理事長兼校長の知念正人氏は、「プリスクールの設立当時、沖縄にはアメリカの教育に基づいたアメリカンスクールや語学スクールはあっても…

(※全文:2400文字 画像:あり)

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