一橋大学データサイエンス教育研究センター、企業との共同PJ発足

トグルホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区)と、一橋大学ソーシャル・データサイエンス教育研究推進センターの清水千弘教授・鈴木雅智特任准教授・西颯人特任助教をはじめとするチーム(以下、一橋大学SDSチーム)との「土地利用最適化プロジェクト」が始動した。

同プロジェクトは、「一棟物マンションの適正価格の予測精度の向上」 を最初のテーマとして定め、「フェアな不動産マーケットの創造」を目指すものだ。トグルホールディングスとしても、フェアな不動産マーケットの創造のために、土地の利用の最適化が重要であると考えており、今回のプロジェクトに協力することとなった。

プロジェクトでは一橋大学の学生が、一橋大学SDSチームの技術面でのサポートの下、一棟物マンションの適正価格を予測する機械学習モデルを実装する。そして、2022年12月下旬に成果発表会を実施し、それぞれが実装したモデルの予測精度を公開し、コンペティションを行う。参画する学生は、これらの経験を通じ、授業やゼミなどの机上で学ぶことでは得られない、社会実装を生で経験することにより、自らの技術や成果物が、社会をよりよくすることを、肌で感じることができる。

一橋大学SDSチームは、アルゴリズムの実装方法や統計知識の指導などの技術面からサポートし、トグルホールディングスは特徴量設計や学習用データの読み込み、実務家の観点からの情報提供やコメントなど、ビジネス面からのサポートを行う。

トグルホールディングスでは、学生へのサポートや、報告会での議論などの機会を通じて、自社がこれまでに取り組んできた一棟物マンションの価格予測に対して、新たな示唆を得られることも期待している。

22.10.13news2

トグルホールディングス株式会社・プレスリリースより