GIGAスクール構想に関する調査 親世代が感じる課題の第1位は?

株式会社イー・ラーニング研究所(大阪府吹田市)は、20代~50代の子どものいる親(男女、計252名)を対象に実施した「2021年 GIGAスクール構想とマイナンバーカードによる学習管理に関する調査」結果を発表した。

「GIGAスクール構想について知っていますか」という問では、「はい」(154名)と答えた人が約6割となった。さらに、「GIGAスクール構想のうち、内容を理解している施策はどれですか」という問では、「1人1台の学習者用PC」(131名)が最も多い回答になり、次いで「ICT教育の強化(プログラミング教育など)」(90名)が挙がった。

「GIGAスクール構想の実現に向けての課題は何だと感じていますか」という問では、第1位が「教師や保護者などITリテラシー・スキルの不足」(161名)。ICT教育を経験していない教える側のITリテラシー・スキルを高める必要性を感じている親が多くいることが伺える。

さらに、「GIGAスクール構想に期待することは何ですか」という問では、第1位が「子どものICT活用能力の強化」(127名)、次いで「双方向の教育(アクティブラーニングなど)」(114名)や「学校以外での学習サポート」(112名)が続く結果となった。

21.2.10news2