岩手県、復興と地域課題解決に向け東大と連携協定を締結
岩手県は12月19日、東日本大震災からの復興と地域課題解決に向けて東京大学と連携協定を締結した。
東大は東日本大震災後、「大気海洋研究所・大槌研究拠点」が大槌町と連携協定を締結するなど、岩手県内の各地で復興に向けた活動を行ってきた。
加えて、「いわて海洋研究コンソーシアム」への参画や、「海と希望の学園祭」の開催、ICTを活用した遠隔教育、海洋再生可能エネルギーの実用化に向けた研究開発、県北におけるビヨンド・ゼロカーボン社会の実現に向けた取組みなど、各種の試みを県と共同で進めてきた。
こうした協力関係をさらに強化すべく、この度連携協定を締結した。
復興に加えて、地域課題解決のための学術研究、地域における人材の交流と育成、学術研究の成果の社会実装を進めていくとしている。
締結式の様子。左より、藤井輝夫・東大総長、達増拓也・岩手県知事。東大プレスリリースより