未来のITエンジニアを育成 技育(GEEK)プロジェクト
ITエンジニアの需要が高まる一方、企業の採用枠の拡大にもかかわらず、供給が追いつかないのが現状だ。HR企業のサポーターズは、エンジニア不足を社会課題と捉え、育成段階から支援を行っている。ITエンジニアの採用動向や同社の活動について、執行役員の桑原利旺氏に話を聞いた。
ITエンジニアの人材不足
学生の人気が集まる企業とは?
桑原 利旺
IT人材の不足が指摘されて久しい。パーソルキャリア「転職求人倍率レポート」(2024年9月)によれば、IT・通信系エンジニアの転職求人倍率は12.8倍に達しており、他職種を圧倒している。
「IT業界では採用活動において、まず中途採用で即戦力を確保し、その後に新卒採用を行うのが一般的です。しかし近年は、人材不足から中途採用の難化傾向が続いていることもあり、新卒採用に注力する企業が増え、採用競争が一層激化しています」と語るのは、エンジニア新卒採用支援を展開するサポーターズの桑原利旺氏だ。
同社では、国内最大級のエンジニア学生データベースを活用して、…
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