AI開発に強みを持つ「Hmcomm社」と資本業務提携 ベネッセ

株式会社ベネッセホールディングスは2月9日、国立研究開発法人産業技術総合研究所発ベンチャーHmcomm株式会社と資本業務提携契約を締結したことを発表した。

ベネッセは、「コア事業の進化」と「新領域への挑戦」を中期経営計画で掲げ、それらの中心的な戦略として「DXの推進」を位置づけている。2021年春より、全社横断的にDXを推進する組織「Digital Innovation Partners(DIP)」を社長直下で構築し、2021年11月には、50億円の投資枠を持ち、教育・生活・介護領域やDX関連ベンチャー企業への出資を行うことで、既存事業・サービスのさらなるDX推進と新規事業の共創を目指す「Digital Innovation Fund(DIF)」を設立。

Hmcomm社への出資は、DIFの取組みの第二弾となる。資本業務提携による今後の展開として、Hmcomm社の高い専門性を持つエキスパートとベネッセ社内でデータ分析に取り組む共同プロジェクトチームを発足することで、「進研ゼミ」「こどもちゃれんじ」「学校向けアセスメント」「介護」など様々な事業におけるデータ利活用、AI 開発を推進・加速させる、としている。

22.2.10news3

画像はプレスリリースから