岩崎学園、対面とバーチャルのハイブリッド学園祭を開催し約5000名が参加

学校法人岩崎学園(理事長:岩崎 文裕、横浜市神奈川区)は、2021年10月23日(土)に、同学園が運営する専門学校全7校の合同学園祭「THE IWASAKI FESTIVAL 2021」をバーチャル空間で開催した。

今年度は、初の試みとして、バーチャル空間「oVice(オヴィス)」(oVice株式会社、CEO:ジョンセーヒョン、石川県七尾市)でのオンライン形式と、各専門学校での対面形式の両方を実施する「ハイブリッド学園祭」にて行われ、ITやファッション、医療等の専門学校から、合計5000名あまりの学生が参加した。

同学園では、新型コロナウイルス感染拡大以前からオンライン教育を推進しており、「oVice」ではオンライン上で双方向のコミュニケーションが取れることから、アイデアソンなどの学内イベントでも活用してきたという。

昨年度、オンラインライブ配信形式で実施したところ、双方向のコミュニケーションに課題が見られたことから、新型コロナウイルスの感染拡大が予断を許さない中、今年度は、学生が安心・安全に学園祭を楽しむことができ、また、主体的な参加が可能となるよう、「ハイブリッド学園祭」の実施に至った。

学園祭当日の「oVice」上では、学生がデザインした「oVice」上のバーチャル空間を、学生が自身のアバターを操りイベントに参加。リアル会場では実施したミュージックライブやゲーム大会などのイベントの生配信なども行われた。

また、同学園の情報科学専門学校とミュージックやデザインを学ぶ横浜デジタルアーツ専門学校の学生がコラボレーションし、音楽に合わせて光の粒や光線、物体や歌詞を表示させることにより、立体的な演出を行う「パーティクルライブ」など、「ハイブリット学園祭」ならではのコンテンツも実施されるなど、アフターコロナの学園祭の新たなあり方を示したイベントとなった。

21.11.25news2

情報科学専門学校×横浜デジタルアーツ専門学校 合同プロジェクト VRLIVE