採用DXプロジェクト　ZENKIGENがソフトバンクなどと賛同

ZENKIGENは9月30日、デジタル時代の新たな採用活動の創出に向けた「人とAIの調和による採用DXプロジェクト」を開始すると発表した。高度なAI技術を駆使することで、大量の応募に埋もれていた「見出すべき人を、見る」こと、選考工程の問題を可視化し、候補者と面接官が「出会って良かった」といえる体験をサポートすることなどを目指す。ソフトバンク、DeNA、USEN-NEXT HOLDINGSなどが賛同企業として参画する。

同社はP2Pのコミュニケーション・プラットフォームを有し、数十万件の映像・動画データを管理・活用するための技術アセットを保有している。また、独自のアナリティクス技術の研究開発により、採用課題に応じた複数のAIアルゴリズムを開発している。

同プロジェクトでは、採用活動におけるAI活用のガイドライン策定、候補者と面接官のUXデザインの向上、新卒採用での導入に向けた共同推進などについて、SCSK、ソフトバンク、DeNA、USEN-NEXT HOLDINGSの賛同企業各社と議論が進められる。また今後は、人事領域の「人とAIの調和」に向けて、大学などの研究機関と連携したアフェクティブ・コンピューティングの研究結果を社会実装するとしている。