埼玉県教育委員会と教員養成の充実などで連携協力協定締結 文教大学

文教大学は2月14日、埼玉県教育委員会と教員養成の充実や教職の魅力発信などを目的とした連携協力協定を締結したことを発表した。 

埼玉県の教員採用選考試験では、2014年度採用をピークに志願者が年々減少している。特に、小学校教員の受験倍率は2020年度採用選考試験以降、3年連続で3倍を下回る状況にある。一方、文教大学は埼玉、神奈川、東京に3つのキャンパスを有し、埼玉県越谷市には越谷キャンパスを構え、1969年に私立大学初の教員養成を目的とする教育学部を越谷キャンパスに開設以来、10,000人以上の教員を輩出してきた。 

こうした状況を踏まえ、教員採用選考試験における優秀な教員の確保などに対応するため、2月14日に文教大学と埼玉県教育委員会は、教員養成の充実や教職の魅力発信などを目的とした連携協力協定を締結した。埼玉県としては、県内の4校の大学に続く5校目の協定締結となる。今後、連携協力協定の締結によって、教職の魅力発信などを目的とした連携強化を通じ、一層の教員養成の充実・地域社会への輩出に努める、としている。

22.2.21news3

文教大学中島滋学長(写真左)、埼玉県教育委員会の髙田直芳教育長(右)。画像はプレスリリースから