「生成AI人材」を採用する意志を表明、企業・団体が共同プロジェクト発足

生成AIを社会に実装し、産業の再構築を目指す一般社団法人生成AI活用普及協会(所在地:東京都千代田区、Association to Generalize Utilization of Generative AI、以下:GUGA)は、多くの企業・団体とともに、生成AI人材を採用する意志を表明する共同プロジェクト「生成AI人材採用宣言プロジェクト2024(以下:本プロジェクト)」を始動した。
GUGAは、生成AIの社会実装を通じて産業の再構築を目指す、国内有数の生成AIプラットフォームだ。AI初心者のために誕生した、生成AIリスクを予防する資格試験「生成AIパスポート」や、AIツール導入時の「IT導入補助金」の申請支援を強化する「GUGA生成AIコンソーシアム」などを提供している。
今回のプロジェクトの背景として、ChatGPTをはじめとする生成AIの台頭により、AIはエンジニアやデータサイエンティストといった特定の人材だけが扱うものではなく、誰もが活用できるものになった。そのような生成AI時代においては、生成AIを安全に活用できる企業・人材であることが、取引や就職、転職などで選ばれる前提条件となることが予測され、生成AIリスキリング(学び直し)の必要性・緊急性はますます高まっている。
しかし、生成AIリスキリングにはモデルケースが少なく、個人の立場からすると、生成AIを安全に活用するためのリテラシーおよびスキルを習得することが、「どのくらい求められているのか?」「どのようなメリットにつながるのか?」ということが分かりにくい状況が伺える。
このような状況を受け、多くの企業・団体とともに、生成AI人材を採用する意志を表明する共同プロジェクトを通じて、生成AIを活用するためのリテラシーおよびスキルの必要性を求職者に訴えかけ、日本社会が前進するきっかけを創出することを目的に、今回のプロジェクトの始動に至った。プロジェクトの始動に先駆け、2023年12月11日〜22日の約2週間の期間において、賛同する企業・団体を先行募集したところ、66の企業・団体から賛同の表明を得た。

GUGA・プレスリリースより