東北大学が世界標準入試システム「TAO」を採用

東北大学は10月28日、世界標準モデルの入試システム「TAO(The Admissions Office)」を採用することを発表した。2021年度は、英語で教授する外国人留学生対象の学士課程教育プログラムである国際学士コース等での利用となる。 

東北大学は2019年に策定された「東北大学の国際戦略」のターゲットとして「国内外から優秀な学生・教員を惹きつけ、大変革時代の社会を世界的視野で力強く先導するリーダーを育成する」ことを掲げ、そのためのアクションとして「国際学位コースの拡大を中心とした、優秀な留学生の積極的・戦略的な受け入れを拡大する」ことを挙げている。

日本の大学の入試要項は、海外大学と比較すると、複雑で志願者の負担が大きいため、外国人留学生から敬遠されてしまい、機会損失が生じていると言われている。TAOは日英両言語に対応し、学生がひとつのフォームで複数の大学に出願できる、グローバル対応の入試システムであり、どのような募集書類であっても全てデジタル化できるため、どの国の志願者にとっても出願しやすく、大学が世界中の志願者を募集しやすいシステムとなっている。

21.10.29news1

プレスリリース資料から