人間的気質を育てる塾、文理学院 変わらない理念と新たな挑戦

生徒の学力を上げ、志望校に合格させることが学習塾の大きな使命と言われる。その過程で「生きていく上で大切な『気質』を育てていく」ことを理念に掲げる塾が、山梨・静岡で展開する文理学院だ。代表の小倉勤氏に「文理イズム」と言われる教育方針について聞いた。

学習を通じて身につける、人としての「気質」

小倉 勤

小倉 勤

株式会社文理学院 代表取締役社長
アポロ11号が月面着陸した1969年生まれ。文理学院へは17年前に入社し、校舎運営・教材作成・社員教育などに携わる。2019年4月より代表に。現在は社長業と並行し、山梨県国中エリアと静岡市を中心に新設校運営支援・人材育成・採用業務などを担当。週1~2回授業も担当する。趣味は旅行、ドライブ、グルメ、寺社仏閣巡り。

1981年、創業者の加賀公英氏が山梨県都留市で始めた小さな学習塾が、その歴史のスタートとなる文理学院。以降、小・中・高校生対象の学習塾として山梨・静岡両県で展開し、現在33校舎(来春には34校舎目を開校)、約180名の職員を抱えるまでに成長した。

代表取締役社長の小倉氏は、「学習塾の使命は、学力を伸ばし、成績を伸ばし、志望する進路への道を拓くことです」とキッパリと言い切った後に、「その使命を全うするために、人間力・人間性の向上が不可欠です」と付け加えた。

小倉氏の考える人間力とは…

(※全文:2231文字 画像:あり)

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