文科省が中学技術・家庭科(技術分野)の指導体制に関する調査結果を公表

文部科学省は2月13日、中学校「技術・家庭科」(技術分野)の指導体制に関する実態調査結果を公表した。

2021年から実施されている新中学校学習指導要領では、小学校におけるプログラミング教育の成果を生かし、発展させるという視点から、従前からのプログラムによる計測・制御に加えて、ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミングについても取り上げることとなった。また、情報セキュリティ等についても充実している。

こうした中、令和4年度に文科省が実施した今回の実態調査結果から、技術・家庭科(技術分野)を担当している教員9,719人のうち、2,245人が臨時免許状(技術)の授与を受けた者又は技術の免許外教科担任の許可を受けた者であることが明らかになった。

また、文科省では、今回の調査の結果とともに中学校「技術」の普通免許状所有者による指導体制の確保及び担当教師全体の指導力の向上に関する施策パッケージを公表している。調査結果と施策パッケージの詳細は、URLから確認できる。
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/mext_00617.html


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