「つなぎ役」を担う人が持つ力

VUCA社会において、組織や地域の境界を越えて価値をつなぐ「つなぎ役」には、変革促進者、プロセス支援者、資源連結者、問題解決策提示者という四つの役割がある。それぞれを担うには、どのような資質と素養が必要なのか。先行研究と実践事例から、役割ごとの要件に迫る。

クロード・モネ「日本の橋」
「日本の橋」は、クロード・モネが自邸ジヴェルニーに造った日本風の太鼓橋と睡蓮の池を描いた連作。浮世絵への傾倒から生まれた本作には、東西の美意識をつなぐ役割も見いだせる。1899年頃から晩年まで繰り返し描かれ、光と水面、季節の移ろいを追い続けた印象派の到達点である。

提供:アフロ

本連載は、ひとりの英雄が悪を倒す「鬼退治」型思考——従来の線形的問題解決——の限界を指摘し、つなぎ役の四つの役割をリーダーシップの要件として提示してきた。では、四つを担うには、それぞれどのような資質や素養が必要なのか。生まれ持つものか、磨けるものか、両者はどう関係するのか。

(※全文:2229文字 画像:あり)

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