ビジネスアスリート育成に向けた「デュアルキャリアコース」開講

一般社団法人S.E.Aは7月28日、今年5月に設立したアスリート向けのビジネス教育機関「日本営業大学」において、8月に開講する第2期からは、現役選手が競技活動を続けながら時間を有効活用して受講ができる体制を整え、また現役選手のスポンサー営業活動や事業支援を行う「デュアルキャリアコース」を開講することを発表した。

新型コロナウィルスの影響によりアスリートを取り巻く環境も一変。「競技以外で収入の柱をつくりたい」「引退後を見据えてビジネスの基礎を学んでおきたい」「アスリートとして社会に必要とされる人間になりたい」といった現役選手達のニーズの高まりを受け、『デュアルキャリアコース』を開設する。8月1日開始の本コースには2度の五輪出場経験がある現役アスリートのフェンシング西岡詩穂選手が受講し、日本営業大学で学びながら東京五輪を目指して選手活動を行なっていく、としている。

同法人によると、公開講座も実施予定とし、スケジュール・講座情報は決まり次第、公式サイトにて公表予定としている。

https://sea-org.jp/

20.07.29news3

第1期でアスリートが3ヶ月間ビジネスの基礎を学んだ。企業とのビジネスマッチングイベントの様子